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マイコン部 |
PIC18F25K80を使用。12bit ADCを内蔵し、秋葉原で入手可能な唯一の8ビットPIC。 PICマイコンはリセット回路を省略可能というが、確実性を高めるためCRのリセット回路を外付けする。 ダイオードは電源が0Vになったときにコンデンサをすばやく放電するために必要。 空きピンはすべてオープンにし、プログラムでLow出力に設定する。 |
表示部 |
4桁青色LEDを使用。通常はコモン信号をトランジスタ等でドライブするが、以下の理由で省略。 ・PICのI/Oポートはドライブ能力が高く、PIC18F24K80のRB,RCポートの出力電流の絶対最大定格は25mA。かつすべてのポートの合計で200mA。 ・このLEDは高輝度で2mA流せばまぶしいくらい光る。 ・2mAなら小数点を含め8個同時に点灯させても16mA。 ・16mA<200mAなのでマージンが10倍以上あり問題なし。 |
リファレンス |
TL431を使用し、外部抵抗を付加することによりにより4.096Vを生成。 |
電圧入力 |
20Vフルスケールになるように、1/5に分圧。PIC18F25K80の仕様から、出力インピーダンス<2.5kΩにする必要がある。 汎用性を持たせるならオペアンプでバッファした方がいいが、この回路は可変電源の出力電圧測定を想定しているため、若干インピーダンスが低いが回路を簡略化するためこの定数とした。 PICの入力保護にクランプダイオードを付加。 |
電源 |
可変電源に使用することを想定しているため、高い電圧を入力できるNJM2930Lを選択。 入出力間のダイオードは、入力電圧<出力電圧となったときにレギュレータ内部のトランジスタを破壊から保護するためのもの。 |